mssndydev

未分類

身体が覚えるまで待つ——熊野筆仕立てと藍染めで学んだ、言葉にならない技術の伝え方

工房に入ると、まず藍の匂いがする。 発酵した草の、少し酸っぱいような、でも深いような、あの匂い。琴葉が十代の頃から変わらず、身体がここを「仕事場」と認識する合図になっとる。 熊野筆の穂先仕立てを、おばあちゃんの手元を横で見ながら覚えた。
未分類

失敗が先生じゃけん——筆仕立ても藍染も、身体が正解を覚えるまで

穂先がまとまらなかった日のことを、今でもよく思い出すんです。 仕立て途中の筆を手に取って、毛の流れを整えようとするたびに、なんか違う、という感覚が先に来る。でも「何が違うのか」は、そのときの自分にはまだ言葉にできなかった。
未分類

身体が先に知っていること——言葉にすると消える技術を、どのように遺すか

おばあちゃんの手を、じっと見ていたことがある。 熊野筆の穂先を整えるとき、指の腹がほんの少し動く。力を入れているのか、抜いているのか、見ているだけでは分からない。「どうやってるん?
未分類

職人が「何を捨てたか」を言語化することで、技術は初めて次の手へ渡る

春先の工房は、少し黴っぽい土の匂いがする。 祖母が作業台の前に座るとき、いつも同じ所作がある。布を広げる前に、一度だけ手のひらで台を撫でる。理由を聞いたら、「いらんもんを払いよるんよ」と言った。
未分類

「Rotten.com」が教えてくれた、インターネット初期の記録と保存の大切さ

先日、学校の「情報」の授業でインターネットの歴史を調べていたとき、ふと気になるサイト名に出会いました。「Rotten.com」——1996年に開設されて、2012年頃に閉鎖された、いわゆるショッキングな画像を集めたサイトだったそうです。
タイトルとURLをコピーしました