佐々木麟太郎という現象を、数字で整理してみる
佐々木麟太郎。花巻東高校を卒業後、日本のプロ野球ではなくアメリカのスタンフォード大学へ進学するという選択をした投手だ。
高校通算140本塁打という数字は、もはや説明不要だろう。ただ北海道リアリストとして気になるのは記録の派手さよりも、あの身体がどう作られているか、という点だ。187cm・108kgという体格を維持しながら、打撃技術と投球能力を両立させている。食事・睡眠・トレーニングの複合的な管理なしにあの体格は成立しない、ということは断言できる。
スタンフォード大学という選択も、感情で語られることが多い。ただ冷静に見れば、4年間という時間軸でフィジカルとメンタルを同時に整備するという「長期工程表」として読める。派手な決断ではなく、再現性のある成長設計として見たとき、その選択には筋が通っているということに気づく。
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高校生アスリートの身体づくりと、プロテインという問題
あの体格を作るには、当然ながらタンパク質の摂取量管理が欠かせない。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」でも、身体活動量の高い成人男性ではたんぱく質の推定平均必要量は体重1kgあたり0.7g以上が目安とされている。アスリートレベルであれば1.6〜2.0g/kgが研究上の推奨レンジになる。
今回は、実際に使ったわけではなく、公開仕様や成分情報をもとに調べて比較したうえでの判断として、グリコのエキストラ・アミノ・アシッドに触れてみたい。
グリコ エキストラ・アミノ・アシッド サワーミルク味(参考価格:3,801円)
グリコという国内大手メーカーの製品という点で、成分の開示や品質管理への信頼性はある程度担保されているという認識だ。アミノ酸を前面に出した設計は、純粋なホエイプロテインとは異なるアプローチで、特に運動直後のアミノ酸補給という文脈では一定の根拠がある。
ただし、自分のような60代で回復力管理を優先している層と、成長期の高校生アスリートとでは、求める設計がそもそも違う。若い身体であれば吸収効率よりも総タンパク量の確保の方が優先度が高い局面が多い。その意味で本製品が万人に合うかは、用途と体格と目的によって変わる、ということが分かる。
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器具の話——アームバーという選択肢を冷静に見る
佐々木麟太郎の映像を見ると、胸周りの筋量が圧倒的だ。大胸筋の発達は打撃のパワー伝達に直結する。では家庭でそれに類する刺激を入れるとしたら何があるか。
3段階調節可能アームバー(30kg〜50kg)(参考価格:3,380円)
3,380円という価格と、30〜50kgの3段階負荷設定という仕様は把握した。
自分の判断基準を先に言う。自分はガレージにパワーラックがある。大胸筋の刺激はベンチプレスとダンベルフライで十分に管理できている。この器具を自分が選ぶ場面は、今のところない。
ただし、こういう人には合うという認識もある。「バーベルを置くスペースがない」「関節への負担を減らしたい」「ケーブルマシンのない環境でフライ系の動作感覚を入れたい」——そういう条件が重なる場合、補助的な用途として選択肢になり得る。主軸には据えにくいが、ゼロとは言わない。
60代の自分なら、使用前に肩と肘の可動域を確認してから判断する。アームバー系の器具は可動域の末端で負荷がかかる構造のため、関節に問題を抱えている場合は注意が必要だということは、事前に認識しておくべきだ。
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佐々木麟太郎の選択から、自分が受け取るもの
プロ志望届を出さずに大学進学を選んだ判断を、当時は様々に論じられた。ただ60年生きてきた感覚として言えば、長期工程を設計できる人間は強い。4年後というゴールに向けて逆算し、その工程を淡々と実行できるかどうか。それが結果を分ける、という共通経験は、製造現場でも身体管理でも変わらない。
自分が15年以上トレーニングを続けてこられたのも、派手なプログラムを試したからではない。記録を取り、数字を見て、工程を修正し続けたからだ。それだけのことだ。
佐々木麟太郎がスタンフォードで何を構築するか。数年後の計測データを、静かに待っている。
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