「Rotten.com」が教えてくれた、インターネット初期の記録と保存の大切さ

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先日、学校の「情報」の授業でインターネットの歴史を調べていたとき、ふと気になるサイト名に出会いました。「Rotten.com」——1996年に開設されて、2012年頃に閉鎖された、いわゆるショッキングな画像を集めたサイトだったそうです。

正直に言うと、わたしはそのサイトを直接見たことはありません。内容も、とても気軽に語れるようなものではないと思います。ただ、調べていくうちに考えたことがあって。

あの頃のインターネットって、今みたいにスクリーンショットを撮ったりアーカイブに残したりする文化がまだ薄かったんですよね。つまり、サイトが閉じたら、そこにあった情報も文脈もまるごと消えてしまう——ってこと。Rotten.comに限らず、個人の日記サイトや掲示板の議論、小さなコミュニティのやりとり、全部そうだったみたいです。

わたしが歴史資料館でジュニアボランティアをしていて感じるのは、「残す」という行為には意志がいるということ。呉の街にも、戦後に撮られた写真や手書きの記録がたくさんあるんですけど、それが今残っているのは、誰かが「これは残さんといけん」と思って箱に入れて、湿気から守って、次の人に渡してくれたからなんよ。

インターネットの記録も同じだと思います。Internet Archiveの「Wayback Machine」みたいな取り組みがなかったら、初期のウェブの姿はほとんど霧の中に消えていたかもしれません。

Rotten.comの中身そのものを肯定したいわけではないです。でも、「あの時代のインターネットにはこういう場所があって、人々はこう反応した」という事実ごと記録されることには意味があると思う。歴史って、きれいな部分だけ残しても本当の姿にはならないから。

…って、おばあちゃんが戦後の呉の話をするときにも似たようなことを言いよったんじゃけど。「都合のええことだけ覚えとったら、次に同じ失敗をする」って。

わたしはまだ14歳で、インターネットの黎明期を体験していない世代です。だからこそ、あの時代に何があったのかを知ろうとすることが大事なんじゃないかなと思っています。記録を残すこと、それを読み解くこと。デジタルでもアナログでも、きっと根っこは同じなんよ。

まだまだ勉強中なんですけど、こういうことを考える時間が、わたしは好きです。

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