きっかけは化学の授業中のぼーっとした瞬間
あのね、先週の化学の授業でさ。
黒板をぼーっと眺めてたら、隣の席の志帆ちゃんの名前がふと目に入ってきた。
「しほ」って読むのは知ってた。
でも、漢字で書くと「志帆」なんだよね。
「志」に「帆」。
なんで?ってなった。
自分、漢字一個一個の意味が気になると止まれないタイプで。
授業そっちのけで(先生ごめん)こっそりスマホで調べ始めたわけ。
まず「志」の字。
これ、「心」と「之(いく)」が合わさった字だ、ということに気づく。
心が向かっていく先、つまり「めざすもの」「志し」「意志」そのもの。
自分の進む方向を自分で決める、そういう強さが一文字に入ってる。
次に「帆」の字。
帆船の帆、風を受けて進むあの白い布のこと。
風の力を逃がさずに受け止めて、前へ進んでいく。
「追い風に乗って大きく羽ばたく」っていうイメージが込められてる、ということを確認した。
この二文字を合わせると——
「自分の意志を持って、風を受けながら前へ進む人」
になる。
すごい名前じゃん!!ってなった。
思わず小声で「うわ」って言ったら志帆ちゃんに「何?」って聞かれて焦ったのは内緒。
名前って、設計図みたいなものだと気づいた
帰り道、このことをずっと考えてた。
名前って、生まれる前に親がつける。
自分の意志とは関係ないところで、でも一生自分の身体にくっついてくるもの。
祖母の畑のじゃがいもと似てるな、って思った。
種芋を土に埋めるとき、おばあちゃんは「ここがいい」ってちゃんと場所を選ぶ。
日当たり、水はけ、土の感触。
全部計算して植える。
名前も同じで、親が「この子にこう育ってほしい」って込めた設計図なんだな、という認識へと至った。
「志帆」なら——
自分の志を忘れず、追い風をちゃんと捕まえて、大海原を渡っていく。
そういう人生を、生まれた瞬間から願われてる。
なんかそれ、めちゃくちゃ格好よくない?
自分の名前「大河(たいが)」も改めて調べてみたら、「大きな川のようにどこまでも流れ続ける人」って意味だった。
川も海も水つながりじゃん!ってちょっとテンション上がった。
ちなみに父さんに「なんでこの名前にしたの」って聞いたら
「旭川に住んでるし、なんか大きい感じがしたから」
って言われた。深いのか深くないのかわからんけど、それはそれで好きだな、という気持ちになった。
名前って、五感では感じられないのに、調べるとこんなに具体的な感触が生まれる。
それが面白くてしょうがない、ということを共有したかった記事だよ。
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