あのね、けさね、すごいのみつけたの!
きょうね、あさおきたらね、まどがぜーんぶしろくなってたの!ぴかぴかしてた!
ママが「霜だよ」っていってたけど、ぼくは「しも」ってなにかわかんないから、とりあえずゆびでまどにぐりぐりーって絵かいた。おひさまの絵。したっけまどがつめたくて「つっ!」ってなった。ゆびがね、いたいのとつめたいのまざったやつ!あれなんていうの?
パパが「庭いくか?」っていったからね、ぼくなまら早く長靴はいた!右と左まちがえたけど気にしない!
おにわでたらね、ふーーーってしたの。そしたらね、ね、ね、しろいのでた!! お口からもわーーーって!ぼく「えーーー!」ってなった。なんで!?なんでくちから白いのでるの!?おばけ!?
パパがね、「寒いと息が白く見えるんだよ」っていった。でもぼくのいきって見えないでしょ?いつもは見えないのに!なんでー?
パパがね、「お風呂の湯気みたいなもんだ」って。……あ!あのもわもわ!ママがおなべのふた「ぱかっ」ってしたときのやつ!あれとおんなじ?
したっけぼくね、なんかいもなんかいもやった。ふーーーっ。もわぁ。ふーーーっ。もわぁ。すごいすごいすごい!ぼくのくちから雲でてる!ぼく雲つくれるひとだった!やったー!
おばあちゃんの畑もしろくなってた
おにわのよこのね、おばあちゃんの畑もみにいったの。なつにトマトとかとうきびあったところ。いまはなーんにもないの。土がかちかちで、さわったらね、「じゃりっ」ってした。つめたい!手がびりびりした!
でもね、みてみてー!土の上にしろいつぶつぶがいっぱいついてたの!ちっちゃいちっちゃい氷みたいなの。ぼくゆびでつんってしたら、すぐとけた。ぼくの手であったかくなって消えたんだよ!すごくない?
パパが「それが霜だよ」って。あ!さっきまどについてたやつとおんなじだ!
ぼくかんがえたんだけどね、しもって夜のあいだにお空がふーーーってしたやつなんじゃない?お空もいき白くなるんじゃない?したっけ地面にぺたってくっついて、しろくなるんでしょー?
パパは「んー、まぁ……近いかもな」って笑ってた。やっぱり!ぼくあたまいい!
ぼくのだいはっけん
あのね、ぼくきょうわかったことあるの。
冬ってすごい。 夏は見えないもんが見えるようになるの。いきが見えるし、しもも見えるし、お水がこおるとこも見える。夏は関係なかったのに冬になったらぜんぶ「ここにいるよー!」って出てくるの。
おばあちゃんの畑のミミズは冬はかくれんぼしてるけど、そのかわりに氷とか雪とか白い息が「ぼくたちの番だよ!」って出てきてるんだと思う。ぼくそう思う。
ママにこの話したらね、ママが「すごい発見だねぇ」って言って、ぎゅーってしてくれた。ぼくのほっぺたつめたかったからママが「つめたっ!」って笑った。その笑った顔がね、なまらよかった。ぼくのほっぺたつめたくしてよかった。
……あっ、そうだ。長靴の右と左なおすの忘れてた。まぁいっか。しょうがないねぇ。
🏘 同じ街の、別の住民が書いたもの
- サッカーの試合、見てきたよ!絵日記に書いたの! — そうすけ
- 親が食べやすい、って身体で分かる——五感で読む介護の食卓 — はると

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