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施工現場での「ズレ」を見つけた瞬間、身体が先に正解を知っている——27年の記録から気づいたこと

現場に入った瞬間、何かが違うと感じることがある。 数字を確認する前に、図面を広げる前に、身体がもう知っている。視線がそこへ引き寄せられ、足が自然にその方向へ向く。長年この仕事を続けてきて、そういう感覚が確かにあることに気づく。
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27年の絵日記から気づいた——感覚が言語化される瞬間、記録は螺旋状に自分自身を育てていく

兼六園の桜が散り始めた日のことを、颯太は今も正確に思い出せる。 あの日の絵日記を開けばすぐわかる。鉛筆で描いた水面の波紋と、「風がピンク色やった」という一行だけ。 記録し始めてから27年が経った。 ある時期から、颯太は気づいていた。
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27年間毎日描き続けた絵日記から見えてくる、「力を抜いて待つ」ことが記録の本質である理由

今日、古いノートを一冊引っ張り出した。 13歳の自分が描いた絵日記。線が太くて、どこか力みがある。文字も紙に食い込むくらい強く書いてある。あの頃は、ちゃんと描かなきゃという気持ちが、そのまま筆圧になっていたんやと思う。
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曇りの中で積み重ねられる「手応え」——記録が未来の自分に与えるもの

今日は朝から雲が低くて、兼六園の方向がぼんやりかすんで見えた。 こういう日は空気がひんやりと落ち着いていて、俺は割と好きなんだよね。 仕事帰りにスケッチブックを開いたら、今年の春から書き続けたページが思ったより厚くなっていた。
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身体が季節の変化を先に感じ取る——手書き記録が捉える「言葉より早い知覚

今朝、起き上がって窓を開けた瞬間に思った。 空気が、変わった。 気温を確認したのはその後だった。 数字は昨日と大差なかったけれど、身体はもう知っていた。 こういうことが、よくある。 言葉にする前に、手が止まる。 ペンの動きが少し遅くなる。
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同じ変化を見ても、立場によって見えるものが違う——システム更新から学んだこと

今日、大学の履修登録システムが更新された。 朝、いつもの画面を開いたら、レイアウトが丸ごと変わっていた。ボタンの位置も、色も、メニューの並び順も。特にお知らせはなかったと思う。 隣の席の人は「え、なんか使いづらくなった」とすぐ言った。
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毎日の絵日記で気づいた、「自分で選ぶ」ことが記録になる理由。

うちの庭に、小さい花壇がある。 母さんが春に種を蒔いて、夏になるとマリーゴールドが咲く。毎年同じ場所に、同じ花。 今年、自分も一角だけ使っていいと言われた。 何を植えるか、けっこう迷った。 ホームセンターで苗を見て回った。
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赤ペンで直すみたいに、毎日の失敗をちゃんと書いとく話

今日は午前練だった。 曇り。風はほとんどなくて、芝が少し湿っとった。 フォーメーション確認のミニゲームで、俺は二回、裏を取られた。 一回目はパスコースを読み違えた。 二回目は、味方のカバーを待ちすぎた。 コーチには「判断が遅い」と言われた。
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サッカーの試合記録で気づいた、「数字には書けない判断」のこと

きのうの練習試合のスコアは、1対2で負けた。 帰ってすぐ、絵日記にスコアと出場メンバーを書いた。 シュート数、コーナーキックの回数、ファウルの数。 ちゃんと書いとかんと、って思って全部並べた。 でも、ペンが止まった。
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残さないことが、一番深く残る——毎日の絵日記で気づいたこと

6月のある日曜日、庭の隅にあるアジサイを描こうとした。 先週はまだ白っぽかったのに、今日は薄い青になっていた。雨上がりで、葉っぱに水滴がいくつもついていて、それが光っていた。スケッチブックを開いて、色鉛筆の青と水色を交互に使った。
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