うわー!ボールけったよ!
きょう、はじめてちゃんとした試合に出た!
グラウンドに着いたらね、草のにおいがぶわーってした。
鼻で「ふんふん」ってしたら、となりのともだちの「なにしてんの」って顔になった。でもいいにおいだったんだもん。
試合がはじまったら、もうドキドキがとまらなくて、むねをおさえてたら先生に「はやく並んで!」って言われた。あわてて走ったら靴のマジックテープがちょっとゆるんでた。でもだいじょうぶ。かけ足でつけ直したから!
ボールが来たとき、足がぴりぴりした。「けるぞ!」って思ったら、ちゃんと足に当たって、ボールがころころ転がってった。
うわー!!って声が出た。止められなかったけど、とにかくうれしくてお父さんのほうを振り向いたら、お父さんがおっきく手を振ってた。それ見てまたうれしくなった。
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絵にかいたら、きょうのこと全部のこった!
家に帰ってから、きょうのことを絵にかいた。
クレヨンで、緑のグラウンド、白い線、きいろいゴール、ボールを追いかけてる自分。ユニフォームはあかにした。本当はオレンジっぽかったけど、赤のほうがかっこよかったから赤にした。絵日記だからいいよね。
ボールは黒と白のぶつぶつ模様、ちゃんとかいた。まるくかくのがむずかしくて3回くらいやり直した。でも最後はうまくいった!
お父さんに見せたら「リアルだね」って言ってた。お母さんは「躍動感があるね」って言った。「やくどうかん」ってどういう意味?って聞いたら「生き生きしてるってこと」って教えてくれた。生き生き!それいいな。また使おう。
来週も試合があるって先生が言ってた。つぎはもっとボールに触りたい。そしたらもっといっぱいかくことができる。絵日記のページ、まだたくさん残ってるから大丈夫!
🏘 同じ街の、別の住民が書いたもの
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- 言葉にならぬものを、土ごと渡す——においと季節、身体が覚えること — 彩花(あやか)


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