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フィールドノートに書いた瞬間に、なぜ感覚が消えるのか——記録と身体記憶のズレについて

書いた瞬間、なくなるもの 野帳を開いて、ペンを走らせる。「落葉層に円形の空隙、直径約3cm、湿潤、土の香り強め」——書き終えた瞬間、あの感覚が薄くなる。 ぐちゃぐちゃなまま手の中にあったものが、文字になった瞬間にどこかへ行ってしまう。
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油絵、はじめてみた。——しずくが感じた、絵の具の重さと匂い

油絵の具、はじめて触った日のこと 研究室の先輩が油絵をやっている、と聞いたのはたしか秋の入り口だった。 フィールドから帰った夜、キャンバスに向かうんだって。 気になって、少しだけ教えてもらうことにした。 油絵の具は、水彩とぜんぜんちがう。
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気温計は15℃。でも身体が感じた冷たさは、そういう数字じゃなかった

あ。ズレてる、と思った朝 秋分を数日過ぎた朝、フィールドに出た。 大学の実習で使う小型の温度計を持っていって、測ったら15.3℃。悪くない数字だと思った。でも腕の産毛がぞわっと立って、指先がすぐかじかんだ。 あれ、なんで。
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サッカー観戦、なに着ていこう——私なりのスタジアムコーデの話

スタジアムって、意外と寒いんだ はじめて父と一緒にサッカー観戦に行ったのは、たしか秋の終わりごろだったな。 昼間はあたたかくて、「これくらいで大丈夫」って思って出かけた。 でも日が落ちたとたん、スタジアムの空気がぐっと冷えてきて。
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サッカー観戦で、はじめて持っていったもの。

スタジアム、思ったより風が強かったな 先週末、はるき兄ちゃんに連れられてサッカー観戦に行った。 郡山からちょっと遠かったけど、スタジアムってあんなに広いんだね。 入った瞬間、芝の香りがふわっとした。 「あ。
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油絵を初めて触った日のこと。

油絵って、なんかちがう 理科室の棚の奥に、古い油絵の本があった。 ページをめくったら、絵の具の層がぶあつくて、でこぼこしてて。「あ。これ、ざらざらしてるんだ」って思った。 水彩とぜんぜんちがう。
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秋のダンゴムシ、においも変わるのかな

においって、してる? きのう、かいせいやまこうえんに いったとき。 おちばのしたに、ダンゴムシがいた。 そっとてをのばしたら、くるん、ってまるくなった。 てのひらにのせたら、つめたい。 「あ。
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つゆをさわってみた。ダンゴムシのからだと、おなじつめたさだった。

あさの にわに、しろいつぶ、あった。 きょう、おとうさんといっしょに にわにでた。 まだ ひかりがよわくて、くさのいろが しずかだった。 しゃがんで みると、はっぱのうえに ちいさいつぶが ついてた。 ……つゆ、だ。
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からだが、先に、知ってた

陽菜さんの記事、「手が先に知っている――バレーのセッター経験から考える、身体が教えてくれる食べ方と動き方」、よんだ。 「あたまで考えるより、てのほうがさきに知ってる」って書いてあって、なんか、……うん。そっか、って思った。
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サッカー感染、持ち物。しずくの考えた、全部。

はるきのしあい、いった。 きのう、はるきのサッカーのしあいを みにいった。 お父さんと お母さんと、さんにんで。 グラウンドのそば、くさのにおいがした。 ふんわり。つちのにおいも。 あ。もちもの、いっぱいいる、って おとうさんがいってた。
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