スタジアムに持っていくもの、ちゃんと「使うか」で決めてる
先週末、久しぶりにサッカー観戦に行ってきた。帆布のリュックに荷物を詰めながら、あー、これ本当にいるかな?ってひとつひとつ確かめるのが、なんか地味に好きな時間なんだよね。
まず絶対入れるのは、防寒着。郡山で育ったせいか、風が冷たくなるのを肌でかなり早めに察知するクセがついてる。スタジアムって吹きさらしの席も多いし、夕方から気温がぐっと落ちることへの備えは外せない。母が編んでくれたざっくりしたロングカーディガン、これが本当に頼りになる。軽くてコンパクトに畳めるから、暑かったら膝掛けにもなるし。
次に水筒。ペットボトルでもいいんだけど、試合中にちょこちょこ飲めるほうがいい。冬なら温かいほうじ茶、夏なら麦茶をそのまま入れていく。スタジアムのフードも好きだけど、自分で入れてきた飲み物には、なんか「ちゃんとしてきた」感があって落ち着く。
「なくて困った」で覚えた持ち物たち
サッカー観戦、最初の頃はほとんど手ぶらで行ってた。そのたびに「あ、これ持ってくればよかった」が積み上がって、今の荷物リストができていった感じ。
一番後悔したのは、日焼け止めを忘れたとき。昼間の試合で、試合後に腕がじんじんするくらい焼けた。スタジアムって遮るものがなくて、気づいたときにはもう遅いんだよね。以来、春夏はリュックのサイドポケットに小さなチューブを必ず忍ばせてる。
あと地味に役立つのが、耳栓かイヤーマフ。えっ、観戦に?ってなるかもしれないけど、ゴール裏の近くだと音圧がすごくて、長時間いると耳が疲れることへの気づきが、ある試合のあとにあった。音が好きな分、ちょっと守ってあげたほうが最後まで楽しめるんだよね。
現地のグルメも持ち物に入れていいなら、スタグル(スタジアムグルメ)用の少し多めの現金。キャッシュレス対応が進んでるところも増えたけど、地方のスタジアムだと現金オンリーの屋台もまだまだある。あー、これもうちょっと早く知りたかった。
荷物は少なくていい、でも「自分の感覚」は詰めていく
結局、サッカー観戦の持ち物って「快適に90分以上を過ごせるか」に尽きるんだと思う。完璧なリストを作るより、行くたびに「今日どうだったか」をちょっと振り返るほうが、自分の荷物が育っていく感じがして好きなんだよね。
寒さへの感覚、音への感覚、肌の感覚——そういう自分固有のことを無視しないで荷物を選ぶと、スタジアムにいる時間がぐっと豊かになる。
チームへの愛着とか、ピッチの熱気とか、そういう大きなものより先に、「今日寒くなかったな」「水筒の麦茶おいしかったな」みたいな小さな感覚が記憶に残るんだわ。そっちのほうが、なんか長続きする気がしてる。
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