日本酒って、どのくらい「強い」の?
あっ、これ、最初に知ったとき少し驚いた。
日本酒のアルコール度数は、だいたい13〜16度くらいが多い。ビールが5度前後、ワインが12度前後と聞くと、日本酒がけっこうしっかりした強さを持っていることが明らかになった。
中には原酒と呼ばれる、加水していないものもあって、20度近くになるものもある。逆に、最近は低アルコールの日本酒も増えていて、8〜10度くらいのものも出てきている。
ひよりは正直、数字だけ見てもぴんと来なかった。でも「同じ量を飲んでも、身体に届く感覚が全然ちがう」という話を聞いて、あっ、そういうことか、と直さずそのまま腑に落ちた。
度数って結局、身体が受け取るものの濃さなんだな、と思う。
度数とお酒の「味わい」の関係
面白いのは、度数が高ければ辛く感じるわけでもないこと。
日本酒の味は甘辛の軸と、酸味や旨味の重なりで決まる。同じ15度でも、甘みが前に出るものと、すっきりドライなものとでは印象がまるで別物になる。同じ感覚を共有し、飲んだ人それぞれが異なる言葉で語るのも、日本酒の面白さだと思う。
たとえば「にごり酒」は、見た目もふわっと白くて、飲み口がやさしくても度数はしっかりある場合が多い。逆に透明でさらっとした純米大吟醸が、実は度数低めだったりもする。
外見と中身が一致しない、という感じ、なんだか親しみがわく。
自分のペースで知っていくことの大切さ
日本酒に向き合うとき、度数を知っておくことは、身体を守ることにもつながる。
「おいしい」と感じるスピードと、「酔う」スピードは別の話で、そこに気づくことが、お酒との上手なつき合い方への第一段階へ進む入り口だと思う。
数字を覚えることより、自分の身体がどう感じているかを確かめながら飲むことの大切さを、ひよりはこれから少しずつ学んでいきたい。どんなことも、五感で確かめてから納得したい性分は、お酒でも変わらない。
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