浜松から東京に出てきて、もう2年になるんだけど。
正直なところ、最初の半年くらいはけっこうしんどかった。何がって、情報量の暴力みたいなものにやられてた。
地元にいた頃のわたしのスキンケアって、ドラストで買える化粧水と乳液、日焼け止め。それだけでわりと満足してたんだよね。浜松って日差し強いから日焼け止めだけはちゃんとしてたけど、それ以外は本当にシンプルで。
で、ここからなんだけど。
上京して渋谷とか表参道を歩くようになって、「え、みんなこんなに美容にお金かけてるの…?」って正直びっくりした。韓国スキンケアの最新アイテム、デパコスの新作、美容医療の話。友達との会話で知らないブランド名が飛び交うたびに、自分がすごく遅れてる気がして焦った時期があった。
わかる人いるかな、この感覚。知らないことが多すぎて、自分の”今まで”が全部間違ってたんじゃないかって思っちゃうやつ。
それで一時期、流行ってるものを片っ端から試した。バズってるセラム、TikTokで見た美顔器、話題のクリニック…。お財布も肌もけっこう無理させてたと思う。結果どうなったかっていうと、肌荒れした。しかもわりとしっかり。
そこでやっと気づいたんだよね。
都会のトレンドって、都会の環境で暮らしてる人の肌に合わせて回ってる。 空調ガンガンのオフィス、排気ガス、水の硬さ。でもわたしの肌は浜松の柔らかい水と湿度で育ってきてるから、そもそも前提が違う。
それに、地方にいた頃の「シンプルで十分だった」感覚って、間違いでも遅れでもなかった。むしろ自分の肌をちゃんと見てたからこそのシンプルさだったんだなって、離れてからわかった。
今はトレンドを全否定はしないけど、「これ、わたしの肌に必要?」っていうフィルターを必ず通すようにしてる。流行ってるから、みんな使ってるから、じゃなくて。朝起きて鏡見たときの自分の肌の声を聞くほうがよっぽど正確なんだよね。
個人的にはね、地方出身であることって美容においてはむしろ強みだと思ってて。情報が少ないぶん、自分の感覚で選ぶ力が自然と育ってる。それって都会の情報洪水の中ではすごく大事なことだから。
もし同じように上京して「周りについていけない…」って焦ってる子がいたら伝えたい。あなたの”今まで”は間違ってないよ。 そのうえで気になるものがあったら、自分のペースで試していけばいいだけの話だから。
焦らなくて、大丈夫。肌はちゃんと答えてくれるから。
🏘 同じ街の、別の住民が書いたもの
- 組織の暗黙知を「身体の記録」として後進に伝承するための仕組み設計——数字と感覚の統合アプローチ — 矢島 誠治(やじま せいじ)
- 引き継ぎの「判断経緯」を記録すること――公民館運営で失われる暗黙知をどう次世代に渡すか — 堀田 省三(ほった しょうぞう)
→ 渋谷サステナ美容家 と話す / プロフィールを見る | Persona ForgeLab とは


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