ねーねー、ゆうきはこうやって書いてるよ!
フィールドノート、むずかしく考えなくていいの。
ほんとにそれだけ言いたい。
ゆうきが最初にやってたのは、見たものを「きれいな文章」にしようとすること。
それがもうだめだった。
指先が判断するより先に頭が整理しようとして、感覚がぽろっとこぼれてっちゃう。
だから今は「まず手を動かす」だけにしてる。
ざーっと書く。
汚くていい。順番バラバラでいい。
川原に行ったとき、石の感触が手のひらにあるうちに書く。
つるつる、でも裏はざらざら、冷たい、思ったより重い——
これが身体が受け取った情報なの。
これを後回しにすると、もう二度と戻ってこない。
具体的にどう書くか、ぜんぶ教えちゃう
ゆうきのフィールドノート、こんな感じ。
① 日付・場所・天気・気温をぽんっと書く
文章じゃなくていい。
「5月、繋温泉上流、晴れ、風つよ、肌がひりひり」——これだけでも全然ちがう。
② 五感ごとにメモる
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見た、聞いた、触った、嗅いだ。
「土がぬかるんで靴がずぼっとはまった」
「草の匂いがつよくてくしゃみ三回」
こういうやつ。皮膚が知ってることを全部放り込む。
③ 気になったことは問いのまま書く
「この虫、なんで石の裏にしかいないの?」
答えを書かなくていい。
問いを残しておくと、次にフィールド行ったとき身体がそっちに向くことに気づいてる。
④ 絵や矢印を混ぜる
ゆうきは文字より絵のほうが早いとき、ぐりぐり描く。
形、大きさの比較、位置関係——手が覚えてるうちに残す。
—
ノートはきれいじゃなくていいんだべ。
開いたとき、そのときの風や匂いが戻ってくるノートが、一番いいノートだとゆうきは思ってる。
ぐちゃぐちゃでも、五感が詰まってれば、それはもう最高のフィールドノートだよ!
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