カフェで昼飯を食べる30代エンジニアたち、だいたい同じ席に座る説

日常・観察

きっかけは自分の昼食事情

僕は会社に社食がないので、昼は自分で作って食べています。だいたいパスタか、前日の残りを温めたもの。ただ、たまに外に出たくなる日があって、そういう日は近所のカフェに行きます。

で、気づいたんですが、平日昼のカフェにいる30代くらいのエンジニア風の人たち、かなりの確率で「いつもの席」に座っています。僕もそうです。電源の位置、日差しの角度、隣との距離感。無意識に最適化された結果、同じ場所に収束していく。あ、確かに、これって開発環境の選び方と似ているなと思いました。

昼食の選び方に出る「設計思想」

観察していると、面白い傾向があります。サンドイッチやおにぎりなど片手で食べられるものを選ぶ人は、食事中もMacを閉じません。一方、パスタやカレーなど両手が塞がるものを頼む人は、食べるときだけ完全にPCから離れる。

前者はマルチタスク型、後者はコンテキストスイッチを嫌うタイプ、と言いたくなりますが、実際はたぶんそこまで深い話ではなくて、単に「手が汚れるとキーボード触りたくない」という衛生観念の問題だと思います。人間の行動の理由は、だいたい思ったより単純です。

開発環境は「宗教」ではなく「地形」

よく「Vim派かVSCode派か」みたいな話がありますが、カフェで隣の人の画面をちらっと見る限り(すみません)、ほとんどの人はVSCodeです。これは信仰の問題ではなく、環境の問題です。チームで使ってるから、記事が多いから、プラグインが揃ってるから。合理的に選んだ結果、みんな同じところに集まる。カフェの席選びと同じ構造です。

電源があって、Wi-Fiが安定していて、長居しても怒られない。その条件を満たすカフェに人が集まるように、開発環境も「快適さの条件」で収束していく。

怠惰が設計する風景

テクノロジーがどれだけ進化しても、人間は「楽なほう」に流れます。それは悪いことではなくて、むしろ正直な設計原理だと思っています。カフェの同じ席、片手で食べられる昼食、デフォルト設定のままのVSCode。全部、摩擦を減らした結果の風景です。

さらっと結論

人間の行動をよく見ると、選択の理由はだいたい「それが一番楽だったから」に帰着します。開発環境もランチも、最適化というより怠惰の産物。でも、その怠惰が生み出すパターンを眺めるのは、なかなか飽きません。

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