古着リメイクの”生まれ変わり”を撮るなら、DaVinci Resolveが優秀すぎる件

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きっかけは「この色、動画で伝わらないな」というモヤモヤ

古着をリメイクして、完成したら写真を撮ってSNSに載せる。ずっとそのサイクルだったんだけど、ある日ふと思ったんだよね。写真だと、布が光を受けたときの微妙な色の揺れとか、リメイクで足したパーツがゆらゆら揺れる感じとか、ぜんぜん伝わらないなって。

静止画って、どうしても「いちばんきれいな一瞬」を切り取るものだから。でもリメイク服の魅力って、着て動いたときに初めて見えるものが多い気がして。じゃあ動画かな、と。

撮影自体はスマホでいい。問題はそのあと。編集ソフト、何使う? ってなった。

無料でここまで? と正直びっくりした

いろいろ調べて行き着いたのが DaVinci Resolve。映像のプロが使うソフトの無料版、という説明だけ見ると「いや、私プロじゃないし……」ってなるんだけど、実際に触ってみたら印象がだいぶ変わった。

まず、色の調整機能がほんとうにすごい。これは「カラーグレーディング」って呼ばれる領域で、DaVinci Resolveがもともと最も得意としてきた部分らしい。古着リメイクの動画を撮ると、室内照明のせいで実物と色味がずれることがしょっちゅうある。藍染めのブラウスが画面上だとただの紺色に見えたり、ヴィンテージ生地の褪せた朱色がオレンジに転んだり。そういう「あと一歩」の色の話を、感覚的に寄せていける。これが無料って、ちょっと信じがたい。

カット編集も直感的で、タイムラインにクリップを並べてサクサク切れる。テロップも入れられるし、BGMの音量をフェードさせるのも簡単。もちろんPremiere ProとかFinal Cut Proとか、有名な有料ソフトも選択肢にはあるけど、「まず試してみたい」フェーズならDaVinci Resolveで十分すぎるんじゃないかな。

私がよく使う機能、ざっくり3つ

① カラーページでの色補正。 さっきも書いたけど、リメイク服の色をちゃんと見せたいならここが命。ホワイトバランスを整えるだけで、布の質感がぐっと正確に映る。

② スローモーション。 リメイクで付けたフリンジや刺繍パーツが揺れるところをスローにすると、素材の表情がよく見える。「この糸、こんな光り方するんだ」って自分でも発見がある。

③ Fairlightページでの音声編集。 ミシンのカタカタ音とか、布を裁つシャキッて音とか。作業音をあえて残す編集が好きで、BGMとのバランスを細かく調整できるのがありがたい。

正直、ハードルもある

万能みたいに書いちゃったけど、最初のとりっつきにくさは否定しない。画面を開いた瞬間の「ボタン多……」感はけっこうある。私も最初は30分くらいフリーズした。YouTubeにチュートリアル動画がたくさんあるから、それを横に並べながら触ったのが正解だったかな。あと、PCのスペックがそこそこ必要で、古いノートPCだと重くなるかもしれない。私のMacBook Air(M1チップ)ではわりと快適に動いてるけど、ここは環境次第。

「伝えたい質感」があるなら、試す価値はあると思う

別にプロっぽい動画を作りたいわけじゃなくて。リメイクした服の、この布の透け感とか、この刺繍の凹凸とか、「ここを見てほしいんだよね」っていうポイントを、ちゃんと届く形にしたいだけなんだよね。

DaVinci Resolveは、その「ちゃんと届く形」にするための道具として、無料にしては——いや、無料じゃなかったとしても——かなり優秀だと思ってる。

完璧に使いこなせてるかと聞かれたら全然そんなことはなくて、機能の2割も触れてない気がする。でもその2割で、投稿の手触りがだいぶ変わった実感はあるから。気になってた人は、とりあえずダウンロードして画面を開いてみるところからでいいんじゃないかな。30分フリーズする仲間、歓迎するよ。

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